騒音問題とは
マンションの近隣(下階)トラブルで最も多い騒音問題。子どもの走り回る足音や、床に物を落としたとき、仕事や生活習慣の時間帯によっても騒音問題になると思いますが、子どもの場合はどんなに「走らないで」と教えても、やはり子どもにはずっと我慢する事は無理ではないでしょうか。
個人のストレスと感じる騒音は皆違うので「うるさい」とどのくらいで思われるのかは難しいかもしれません。
もし、下階の部屋でも子どもがいる家庭であれば、ある程度は仕方ないと理解を得られることもあるかもしれません。
しかし、受験生がいる家庭ですと勉強の邪魔にならないよう音には敏感になるかもしれません。
騒音問題には、法規制がないので解決策がないのも現実です。
お互い毎日の生活スペースです。
加害者も被害者の相手の立場になって、解決できるように思いやることも大切です。
最近では、フローリングが一般的になってきています。
アトピー等やアレルギー対策、ハウスダストやダニを軽減できるということもあってフローリングにリフォームするケースも増えているようです。
しかし、フローリングにすることによってカーペットや畳に比べて防音効果が少ないため騒音トラブルに発展してしまうことも多いようです。
トラブルになる前に、対策を考えなくてはいけません。
カーペットや畳の方が遮音性能は高いので、フローリングの上に防音性のあるカーペットを敷いたりする事も対策のひとつですが、アトピーやアレルギー、ハウスダストやダニが気になり、それらはできるだけ使いたくないという場合には、フローリングの下に防振ゴムを入れる事によって多少は防音効果を高める事ができるそうです。
床が原因となる騒音トラブルの他に、オーディオやテレビ、ピアノなど壁を通して聞こえてしまう騒音トラブルもあるようです。
マンションなどは共同住宅なので、自分だけ「特別」に許してもらえるなんてことはそうそうありません。
例えば、下階や隣の住人が、身内や友人など親しい人が住んでいるのであれば、子どもが走り回っていても、物を落としたときの音にもイラッとする事はあまりないと思いますが、全く知らない人や家庭という事の方が多いでしょうし、近所付き合いがない所もあると思います。
そうなると、「また走ってる…」「こんな時間に何しているんだ!」などイライラしてしまうこともあるでしょう。
どうしますか?
突然自分のポストに「うるさい」などという内容の手紙が入っていたり、怒鳴り込んできたり、下階の人が天井を棒などで突いているのに気づいた時。
そうなると、マンションの出入りするとき、他人とすれ違ったり顔を合わせるのも気まずくなってしまいそうではありませんか?
ケースも様々だと思いますが、少しでも近隣の方とのコミュニケーションをとり「ご迷惑おかけしてます」など一言をかけるだけでも何か、かわるかもしれません。
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